あなたも今日から☆ゆる芸者☆

ゆる芸者®️がコツを伝授します!

佳し緒のアイテム 三味線のこと

ゆる芸者 佳し緒の必需アイテムの三味線!じつは~沖縄 三線のオリジナル改良版なんです。しゃみしん と呼んでいます。
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本体は三線、糸は絹糸、着物に合うように蛇柄を白にしました。ちなみにいつも持ち歩くのは、いよちゃん♪三線との出逢いは311の震災あとだから、8年前?いただいたんですよね。このこは、あもん君。名前つけるといいですよ~
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そのときは全くやる氣がなくて、返そうと思っていたらウクレレの先生が持ち方とさっくり指運びを教えてくださったら、、、なんと弾けちゃう~しかも工工四という沖縄独特の譜面が読めたり、安里やユンタという曲5分で弾けた~!
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なにこれ?自分でも不思議でしかたなかったです。(多分前世!?としか考えられない)

弦楽器は、ピアノから始まり(打弦楽器)ヴァイオリン、ギター、ウクレレ、ライアーハープとなにかしらいつも練習や習ったりはしているのですが、どれも弾ける!というところまでは行かず、愚図つき模様。なのに三線はピカっと電流走る感じでした。遠回りしましたね~早く出逢いたかったな~

三線から入ったのもよかったのでしょう。左手のツボが決まっているから、コツをおさえてしまえば曲が弾けてしまうのです。軽いし合皮の皮だから取り扱いも簡単で、なにかこう持ってると安心する。このへんから楽器が似合うと言われ始めました。いままでやってたんだけどな~とにかく沖縄の曲を片っ端から練習しました。
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パターンがわかってきて、自分でも譜を作れるようになって、毎日毎日練習していました。独学2年くらいでウクレレの先生に弾けるようになりました!って報告したら、あのね、唄三線って言って唄えないと弾けないと同じ。と断言されてしまいます、、、早く言ってよ~もう!弾き唄いをはじめてみますが、けっこうむずかしい~はじめて習いに行ってみます。沖縄の居酒屋さんの営業前、みんなで歌いながら弾きます。これは勉強になったし楽しかった~八重山民謡を教わるので、まずは八重山に登ろうと石垣島に行って山を探して大笑いされましたから。(八重山諸島の意味で山はなかったのです。。)知らないことが多すぎる。しかし、唄えば唄うほど知れば知るほどぶち当たる壁、それは沖縄独特のイントネーション!やっぱり沖縄の血入ってないから?おばあの唄聞いて育ってないし、、なんかやっぱり違和感あるんだよな~っとまた独学に戻っていきます。

そんなときに、踊りのお稽古で紅葉の橋という端唄の曲になったとき、ガビーンっと衝撃走ります。今まで三味線って民謡や津軽のように声を張って唄うのだけだと思っていたのですよね。しかし、小唄端唄というお座敷曲のジャンルがあるのです。知らなかった~そういえば、吉原の映画の場面でやってますよね。

ちょうどさち丸姐さんと、ゆる芸者の案が芽生えたあたりだったから、やるっきゃない!と近所の小唄のお師匠さんところに飛び込みます~紅葉の橋はじめて聞いてもう次の週には習っていました。こういうときはマッハ!今度は和三味線。小唄は中棹のちょっと大きな三味線、犬や猫皮で取り扱いも要注意。湿気や温度にも弱いし、なにしろお高い。邦楽のお稽古のなんともいえない重い感じの雰囲気ありますよね。礼儀や慣わしや決まりごと満載の。そういうのも新鮮に捉えて体験してみます。家元制度のいろいろも学びます。先生には大変よく教えていただきました。最初の発表会体験して名取や師範というお話聞いて、無理~っと逃げて脱落。また独学はじまります。


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三線と三味線は、糸やちょっとした違いはあるものの、ルーツは三線。中国から沖縄経由で日本へやってきました。同じ原理なんですが長さが違うから、ツボの位置がずれてしまう。三味線は腕を大きく動かしてツボを腕の距離感覚でおさえていくから、毎日毎日練習しないと鈍くなっていきます。三線やると三味線が鈍くなる、三味線ひくと三線おかしくなる、だからもう一日2、3時間以上たまに半日二つの練習にあてて弾きまくりました。

ゆる芸者で呼ばれることが、このへんからちょいちょいありまして、まだ始めたばかりのド素人がよくやっちゃったな、と今更赤面します。このときは、小唄の三味線で行ってました。座って弾きます。この三味線は綾音ちゃん。


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ちょっと大きなお座敷では、小唄は爪弾きなので音が響かず、撥を習うため端唄を教わろうと調べます。小唄はそもそも四畳半のしっぽりとした座敷の唄です。

ヒットしたのが神保町の音福さん。端唄で撥を丁寧に教わって、そして今の小唄のお師匠さんに出逢います。

ですから今は小唄、三味線を本格的にお師匠さんからお稽古していただき、オリジナルのしゃみしんは、独学で練習する、という2重構造でやっています。じつはたまにウクレレもやってます。ウクレレ芸者も面白いかも。


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ゆる芸者はなんでもありですから。

いよちゃんに、肩紐つけたら自由に動けて、楽しい!幅も広がりました。

最近こんなコンビ見ないですよね~懐かしい感じ☆


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時と場で、しゃみしんだったり、三線または三味線を持っていったり。もちろんどれもまだまだ未熟の段階。あんなに練習して家ではまあまあかな?のはずが、人前ではズタズタ~ばっさり袈裟斬り~。
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修造さんに励まされ。。
舞台は100回のお稽古に匹敵とはよく言ったもので、人前で弾いて歌い恥をかく練習いたしております。それでもやめなければ必ず上達していく!と信じていますから、20年たったら名人になってる夢をみて励んでいます♫

音福さんは、お教室がある三味線のお店。各ジャンルの先生たちを揃えてご紹介しています。オーナーさんは津軽三味線のお師匠さんです。とてもステキなコンセプトです。こんな場所がたくさんあったら、もっとお三味線が身近になるのに。

 https://shamisen5.wixsite.com/otofuku